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American Beauty News
〜アメリカンビューティ情報〜
ペプチド・ペプチド・ペプチド 2
2世代目のペプチド達は、表皮と真皮を繋ぐ大切な接合部分の強化に着目したものでした。
お肌は表皮層と真皮層の2層に分かれています。
この2つの層を繋ぐ部分を英語でthe dermal epidermal junction(DEJ)と呼びます。
プロテインが基本として作られたこの層の結合が加齢によって弱くなると皮膚が弛むという老化現象が始まります。
〜ペプチドの種類〜
(シグナルペプチド)
パルミトイル・トリペプチド-5が基本となるこのペプチドはコラーゲン生成を促進します。
ヘキサノイルジペプチド−3は酵素やフルーツ酸と同じようなお肌の角質を落とす役割をします。
(エンザイム・インハビターペプチド)
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)と呼ばれる酵素を抑制する働きのあるペプチドです。
この酵素はコラーゲンを含むプロテインを分解します。
トリペプチド10やトリペプチド1などがそれにあたります。
(ニューロペプチド)
表情シワに効果を発揮するペプチドです。
神経伝達物質であるアセチルコリンを抑制します。
眉間のシワなどシワを寄せる時に使う筋肉が動かないようにさせる働きをします。
アセテル・ヘキサペプチド−3は第一世代のニューロペプチドとして知られています。
新しいものでは、ジペプチドアミノブチルベンジルアミド(長い難しい名前です。(汗)などがあります。
(キャリアペプチド)
主な働きは、copper(銅)を細胞に運び安定させることです。
キャリアペプチドの働きは、重要なものを運搬することで、銅やマンガンなど傷の再生に必要な成分を運びます。
数年前からアメリカのエステティック業界で一番ホットな成分「ペプチド」。今後増々研究が進みそうです。