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American Beauty News

〜アメリカンビューティ情報〜

The International Congress of esthetics and SPA
ザ・インターナショナル　オブ　コングレス　オブ　エステティック　アンド　スパ

日本のエステティックの展示会と言えばビューティワールドジャパンですが、アメリカにもたくさんのエステティックの展示会があります。
The International Congress of esthetics and SPA （ザ・インターナショナル　オブ　コングレス　オブ　エステティック　アンド　スパ）はその中の一つです。ビューティワールドジャパンが東京と大阪で行われるように、このザ・インターナショナル　オブ　コングレス　オブ　エステティック　アンド　スパも、フィラデルフィア、マイアミビーチ、ロングビーチ、ダラスなどのアメリカ国内のいくつかの年で行われます。
エステティックに携わる化粧品会社から小売店などが集まり、またそれと同時に多くの企業が行うセミナーやワークショップなど
勉強をするチャンスでもあります。日本の展示会とアメリカのエステティックの展示会で大きく違うところはありませんが、
セミナーやワークショップの数は日本の展示会よりも多いです。
ワークショップやセミナーの内容を見ればその時のエステティックのトレンドが伺えます。
例えばこの２０１２年１０月のフィラデルフィアのワークショップとセミナー内容はざっと下記のようなタイトルになります。

○一時的なフェイスリフトのためのハンガリアンマッサージテクニック
○エクストラクションテクニック
○乳酸とフルーツ酵素を使ったピール
○ピール、ピール、ピール！
○７分間ブラジリアンワックス
○LEDライトセラピー
○リポサームとナノテクノロジー
○炎症と老化

と、このようなものになります。日本のエステティックと違うところはケミカルピールの人気が強いというところと、
日本で大人気の痩身や小顔、骨盤矯正などがないところでしょう。アメリカのエステティシャンの仕事は主にフェイシャルになります。
ボディはスクラブやボディラップなどごく皮膚の浅い部分のみを扱います。
週によってエステシシャンの資格の内容やトレーニング時間は違いますが、エステティシャンは表皮を扱うことはできますが、
それ以上の筋肉や骨などをケアすることはできないように定められています。
日本では国家資格になっていないエステティシャンですので、ケミカルピールや脱毛行為を違反とする声もある中、
一方では小顔や骨盤矯正などアメリカでは国家資格（正しくはそれぞれの州資格）を持っているエステティシャンでも
ほど遠くできないことが許されていたりします。原因はまだ日本のエステティック業界が未熟であるせいでしょう。
まだまだ日本では歴史の浅いエステティックですが、はやく営利目的のみのエステティックから成長して
学問的なエステティックに育って欲しい限りです。

http://www.philadelphia.skincareshows.com